勇太 2日連続68 2週連続優勝へ4差3位の好位置

[ 2018年9月29日 05:30 ]

男子ゴルフツアー トップ杯東海クラシック第2日 ( 2018年9月28日    愛知県・三好CC西C )

<東海クラシック第2日>9番でアプローチショットを放つ池田
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 16年の賞金王・池田勇太(32=フリー)が2日連続の68をマーク。通算8アンダー、136で首位に4打差の3位と自身初の2週連続優勝へ好位置につけた。過去5度の賞金王に輝いた片山晋呉(45=イーグルポイントGC)が通算12アンダーで首位を堅守。不振が続く12年の賞金王・藤田寛之(49=葛城GC)が首位に6打差の通算6アンダー、11位で予選ラウンドを通過した。

 独身の池田からビックリ発言が飛び出した。「毎年、さつきに“養育費”を与えるだけ。(子供の)名前は勇太の勇に北斗の斗でゆうと」。さつきとは開催コースのハウスキャディーで、今大会の女房役を務める斉藤さつきさん(36)。コンビを組んだ一昨年は2位も、昨年は斉藤さんが妊娠中のため不在で62位と低迷した。偶然にも名前の一字が同じ勇斗ちゃんを出産して復帰した相棒との2年ぶり2度目のタッグでじわりと浮上。賞金を稼げば、その分キャディーの手取りが増えることから、上機嫌で軽口を叩いた。

 2人の相性の良さを証明するようにこの日はボギーなし。第1打を林に打ち込んだ15番パー5ではレイアップから残り160ヤードの第3打を9Iでピン手前2メートルにつけてバーディーを奪うなど、賞金王経験者らしい質の高いショットを連発した。賞金ランク1位・今平、2位クロンパと同組の予選は3位・池田の完勝。自身初の2週連続V達成なら賞金王レース首位へ。2年ぶりのタイトル奪還がハッキリ見えてくる。

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2018年9月29日のニュース