相撲協会は“圧力”全面否定 芝田山広報部長、引退届受理せず

[ 2018年9月26日 05:30 ]

貴乃花親方 衝撃の引退届

車で国技館を後にする八角理事長(撮影・村上 大輔)
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 貴乃花親方の会見を受けて、日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱・大乃国)が協会の見解を示し、「引退届」については受理していないことを明かした。「年寄が退職する場合には退職届が必要。貴乃花親方から提出されたのは引退届。仮に同じ意味合いでも、退職届を提出してもらう必要がある。その上で受理するかどうか決定することになる。要するに、引退届ではなく退職届を出してもらわないといけないということ」と説明した。同時に提出された弟子の所属変更願については「書類の中に移籍先の千賀ノ浦親方の署名、捺印(なついん)がない」として、同様に受理できないとした。

 貴乃花親方は告発状が事実無根であると認めなければ親方をやめないといけないと要求を受けたと説明したが、芝田山広報部長は「そういう事実は一切ない」と全面否定した。告発状の内容については、相撲協会側が事実と違う部分について指摘した文書を8月7日に送っているが「(貴乃花親方から)問題があるなら指摘してほしいと言われたから出した」という。ただ、その文書には退職しなければならないなどの文言は記載されていないと強調した。また、一門に所属しない親方は部屋を持つことができない旨の決定についても「そのような事実はない」と話した。この日は阿武松親方(元関脇・益荒雄)、千賀ノ浦親方を協会に呼んで事情聴取。7月の理事会の決定事項については、阿武松親方が貴乃花親方に伝えていたことを確認したという。

 力士らの移籍に関しては理事会の承認が必要となる。書類の不備をなくしてすぐに所属変更願が出されたとしても、27日の理事会には間に合わないという。師匠である以上、力士らの移籍先が承認されなければ退職できない。協会との決別を表明した貴乃花親方だが改めて手順を踏む必要に迫られた。

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