八角理事長 2差の高安に「常に優勝争いしていれば初優勝は近づいてくる」

[ 2018年9月20日 19:39 ]

大相撲秋場所12日目 ( 2018年9月20日    両国国技館 )

<秋場所12日目>鶴竜を上手投げで破る高安(左)(撮影・ 久冨木 修)
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 優勝争いは鶴竜が高安に敗れ2敗となり、全勝の白鵬と2差がついた。

 高安と鶴竜が白鵬を追いかける展開だが、八角理事長(元横綱・北勝海)は「白鵬と2差あるとなかなかそういう気持ちになれない。(差が)2つあると大きいよね」と話した。

 それでも、あす13日目に白鵬が稀勢の里に敗れるようなことがあれば、2人にも逆転優勝の可能性が膨らむ。まだ初優勝の望みを残す高安について、八角理事長は「あきらめないというより、一番一番とっていくこと(が大事)じゃないかな。場所前のことを考えると、よくやっている。体調はよくなかったでしょう」と今場所の健闘を評価しながら「常にこうして優勝争いしていると精神力が強くなる。初優勝は近づいてくる。今場所じゃなくても」と安定して結果を残すことを期待していた。

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2018年9月20日のニュース