“独走”白鵬12戦全勝 稀勢の里戦「楽しみ。明日は特別だね」

[ 2018年9月20日 18:40 ]

大相撲秋場所12日目 ( 2018年9月20日    両国国技館 )

<秋場所12日目>栃ノ心をすくい投げで破る白鵬(左) (撮影・ 久冨木 修)
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 12日目を終えて全勝をキープした白鵬が13日目の稀勢の里戦に向けて、「楽しみです。明日は特別だね」と気持ちを高めた。

 この日は大関・栃ノ心をすくい投げで下して初日から12連勝。圧巻の強さを見せつけ、「結果的に上手深い分、対応できて良かった。流れが良かったというか、反応が良かった」とうなずいた。

 稀勢の里戦は過去44勝16敗と大きく勝ち越しているが、過去3戦は3連敗している。一番近い勝負は稀勢の里が横綱昇進を決定づけた昨年初場所。すくい投げを食って敗れている。

 その後、稀勢の里が横綱に昇進してからは、互いに休場があり、対戦は持ち越しとなっていた。「初場所か」と思い出すように口にした白鵬。稀勢の里を倒しての優勝はより価値が高いかを問われ「そうなるかな」と気合を入れ直した。

 白鵬の全勝を“和製横綱”が止められるのか。2人の対決に注目が集まる。

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