1面トップで伝えた三宅さん快挙「取ったぞ 金メダル 世界新で公約果たす」

[ 2018年9月12日 10:01 ]

2020THE YELL レジェンドの言葉 重量挙げ・三宅義信さん

三宅氏の金メダル獲得を報じる1964年10月13日付スポニチ1面
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 64年10月13日付のスポニチは1面トップで三宅さんの快挙を掲載。「取ったぞ 金メダル 三宅、世界新で公約果たす」の大見出しで、日本中が待ち望んでいた快挙の瞬間を伝えた。

 当日の試合開始は午後5時。舞台となった渋谷公会堂は竣工(しゅんこう)したばかりで、重量挙げがこけら落としだった。三宅さんは1回目の115キロを「これはオフクロのため」と難なく挙げると、2回目の122・5キロも「オヤジのため」に成功。3回目に122・5キロを挙げ、苦手のプレスでライバルのアイザック・バーガー(米国)と首位に並んだ。

 続くスナッチは115キロ、120キロ、122・5キロを立て続けに成功させ、合計245キロで単独トップに立った。最後の得意のジャークで1回目の145キロのバーに手をかけた時、スタンドの皇太子ご夫妻の姿が見えたという。「これは国のため」と渾身(こんしん)の力を振り絞って成功させると、2回目も150キロを成功。バーガーは3回目で152・5キロの世界新を出したが、三宅さんも3回目に同じ152・5キロを挙げ、試技9本を全て成功。史上初のパーフェクトで見事に金メダルを獲得した。合計397・5キロは堂々の世界新だった。

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