桃田、五輪会場で快勝発進「いい感触でプレーできた」

[ 2018年9月11日 12:15 ]

 バドミントンのダイハツ・ヨネックス・ジャパン・オープンが11日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで開幕し、男子シングルス1回戦で世界王者の桃田賢斗(24=NTT東日本)はアンダース・アントンセン(21=デンマーク)を2―0(21―9、21―10)で下し、2回戦に進出した。

 20年東京五輪の会場で初開催となったワールドツアーのセンターコートの第1試合に登場した日本のエースはいきなりエンジン全開だ。第1ゲームは13―9から8連続得点で奪取。第2ゲームも序盤で強烈なスマッシュを次々と決めて、8―2と主導権を握り、優勝した8月の世界選手権で唯一人1ゲームを奪われた相手を圧倒した。

 「アジア大会では保守的なプレーになりすぎた。合宿で攻めることをテーマにして取り組んできた成果を出せた」。3回戦で敗退したジャカルタ・アジア大会からの修正は万全だ。五輪会場で初めてプレーした感触も上々で「シャトルが見やすかった。風もなく、天井も高すぎない。苦手意識はなく、いい感触でプレーできた」と満足げに振り返った。

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2018年9月11日のニュース