塚原光男副会長 今期限りでの退任を明言 千恵子本部長とともに「メディアも一切出ない」

[ 2018年9月11日 09:29 ]

日本体操協会の塚原光男副会長
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 日本体操協会の塚原光男副会長(70)が11日、日本テレビ系「スッキリ」(月〜金曜前8・00) に生出演。副会長を来年6月の任期いっぱいで退任し、続投はしないことを明言した。

 体操女子リオデジャネイロ五輪代表、宮川紗江(19)を巡る問題で、進退について注目が集まっていた塚原夫妻。今後について「今期限りで退くつもりです。メディアも一切出ない。これが最後になります」と、任期期間である来年6月をもって退任する意向を示した。

 「実質、交代がありますので」とし、今年12月に任務を終え、残りの半年は引き継ぎ期間になる予定。退任の意志は騒動前から固めていたという。20年の東京五輪前での退任となるが「(五輪より)この予選(10月の世界選手権で枠)をとにかく取りたかった。最後の仕事として、この思いが大きかったですね」。日本協会による職務一時停止が決まっているため、10月25日にドーハで開幕する世界選手権に携われなくなったことへの無念の思いも口にした。

 また、妻の千恵子女子強化本部長についても「一緒」と同時期での退任を明言。さらに第三者委員会のパワハラ調査結果で「問題なし」との判断がされても続投はせず「任期まではやります。社会的責任もあるので」と説明。ただ、調査結果次第では前倒しになる可能性についても述べた。

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2018年9月11日のニュース