塚原光男副会長「過熱報道を鎮静化したい」 「スッキリ」生出演した理由

[ 2018年9月11日 08:40 ]

日本体操協会の塚原光男副会長
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 体操女子リオデジャネイロ五輪代表、宮川紗江(19)を巡る問題で、日本協会が妻の塚原千恵子女子強化本部長(71)とともに職務一時停止となった塚原光男副会長(70)が11日、日本テレビ「スッキリ」(月〜金曜前8・00)に生出演した。

 これまで民放各番組に出演し、胸中を語ってきた塚原氏だが、生放送に出演するのはこの日が初めて。その真意について、「このような加熱した状況、宮川選手はじめ、関係者にご迷惑をおかけしたことを、私の不徳の致すところもあるので、お詫びしなければならない」と説明。さらに、来月、カタールのドーハで開催される世界選手権を控えていることから「五輪の予選もかかっていますから、そういう意味では選手たちに大変な迷惑をかけてしまった。とにかく鎮静化したい気持ちでいっぱいで、きょうは出させていただきました」とした。

 「過熱報道を鎮静化し、強化活動に支障がないような環境をつくってあげたいという」という塚原氏に、番組MCを務める「極楽とんぼ」加藤浩次(49)は第三者委員会によるパワハラについての調査結果が出てからするものではないかと指摘。これには「第三者委員会の判定を待たないといけないというのもありますが」と前置きし「それ(調査結果提出)までこのような状況が続いたらとんでもないことになることを心配していますので、過熱報道の鎮静化と言う意味です」と話した。

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2018年9月11日のニュース