大坂V特需、各業界に ラケット、腕時計…凱旋試合は準決勝&決勝チケット売り切れ

[ 2018年9月11日 07:40 ]

 テニスの全米オープン初V効果でCM出演料が1億円の大台に届きそうな大坂なおみ(20)フィーバーは当分の間、収まりそうにない。

 大坂が使用するヨネックス社製のラケット「E―ZONE98」(税別3万3000円)は問い合わせが急増。担当者は「ショップなどから発注の問い合わせが1・5倍増になっている」とし、今後“全米女王モデル”として「2倍増くらいの売り上げは見込めるのでは」と期待した。

 8月下旬にブランドアンバサダー契約を結んだシチズン時計は、14日に腕時計「エコ・ドライブBluetooth」の大坂着用モデル(税別8万円)を発売。全米オープンで着用したものと同タイプで、こちらも全国の時計販売店で予約が急増しているという。

 大坂の凱旋試合となる17日開幕の「東レ・パンパシフィック・オープンテニス」(立川立飛アリーナ)は、10日までにシングルス準決勝・決勝日の一般販売チケットが売り切れた。地元開催に合わせ、立川市がふるさと納税の返礼品として用意していた15席分は、この日午前まで9席が残っていたが、午前11時38分にテレビのニュースで報じられると、同45分には“完売”。同市担当者は「1カ月ほど残っていたが、ほんの数分でなくなった」と大坂人気に驚きを隠せなかった。

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2018年9月11日のニュース