安美錦3連勝、魁皇に並ぶ歴代4位タイ通算1731回出場「ありがたいこと」

[ 2018年9月11日 16:33 ]

安美錦
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 大相撲の秋場所3日目は11日、東京・両国国技館で行われ、再入幕を狙う元関脇で西十両筆頭の安美錦(39=伊勢ケ浜部屋)は明生(23=立浪部屋)と対戦。はたき込みで下して初日から3連勝。魁皇に並ぶ歴代4位タイ通算1731回出場に花を添えた。

 土俵際まで追い込まれ、物言いのついた取組だったが、現役最年長の関取は「右足は残っていると思っていた。かかとが着いたかどうかぐらい。軍配は自分に上がっていたし、負けはないと思っていた」と余裕のコメント。

 通算出場回数が魁皇(現浅香山親方)に並んだことを聞かれると「ありがたいこと。うれしいね。(魁皇には)入門した頃から稽古してもらったし、お世話になったので光栄ですよ」と、しみじみ振り返った。

 3連勝で再入幕への勢いはついたが、「1番1番しっかり稽古でやっていることを出せたら」と慎重。テニスの全米オープン女子シングルスで優勝した大坂なおみ(20)にも触れ「我慢して我慢して…大坂なおみちゃんみたいにね。考え方一つでプレーは変わる。努力したことはついてくる。参考になるよね。相撲にも通じる」と、自分に言い聞かせていた。

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2018年9月11日のニュース