宇良、復帰2連勝ならず…土俵際で逆転負け「実力を上げていかないと」

[ 2018年9月11日 11:58 ]

大相撲秋場所3日目 ( 2018年9月11日    両国国技館 )

<大相撲九月場所3日目>大翔樹に敗れた宇良(左)(撮影・西海健太郎)
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 大相撲秋場所3日目は11日、東京・両国国技館で行われ、元幕内で東三段目91枚目の宇良(26=木瀬部屋)は大翔樹(21=追手風)と対戦。突き落としで敗れ、復帰2連勝はならなかった。

 やや左へ変化する立ち合いから大翔樹を土俵際まで追い詰めたが、押し出そうとしたところを右手ではたかれて体勢を崩し、土俵下へ。「しっかり前に出る相撲を取りたかったんですけど。(相手の)タイミングが良かったんでしょうね」と悔しそうに振り返った。

 昨年の秋場所以来6場所ぶり土俵だった前日は須磨ノ海(25=高田川部屋)を寄り切り、365日ぶりの白星。知人や友人からメールなどで「いろいろ励ましの言葉を頂いた」という。この日も場内から大歓声。「そこは集中しているんで意識はしなかった」というものの、業師の人気は健在だ。

 相撲勘に関しては「どうなんですかね?負けているので何とも言えない」と言葉をにごしたが、負傷した足の状態は「相撲は取れているので問題ない」とキッパリ。「もっと実力を上げていかないと」と前を向いた。

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2018年9月11日のニュース