大坂なおみ 日本女子初の4大大会決勝進出!過去3戦全敗の相手にストレート勝ち

[ 2018年9月7日 11:22 ]

全米オープン女子シングルス準決勝 ( 2018年9月6日    ニューヨーク・ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター )

強烈なショットを放つ大坂なおみ(AP)
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 テニスの全米オープンは6日(日本時間7日)、女子シングルス準決勝が行われ、第20シードの大坂なおみ(20=日清食品)は第14シードのマディソン・キーズ(23=米国)と対戦。6―2、6―4のストレートで破り、日本女子史上初となる4大大会決勝進出を決めた。

 キーズに対しては過去3戦全敗としていた大坂。第1セット、第3ゲームまで互いにキープする滑り出し。第4ゲームでは0−40とトリプルブレークポイントを許しながら、強烈なサーブを要所で決めてこのゲームをキープすると、続く第5ゲームをブレーク。さらに第6、7ゲームも連取して迎えた第8ゲームでは、デュースからキーズのフォアがネットにかかってセットポイントを奪うと、最後は長いラリーを強烈なショットで決着、5ゲームを連取して第1セットを6―2で先取した。

 ラリーでの主導権を握り始めた大坂は、第2セットの第1ゲームをいきなりブレーク。第2ゲームは6度のブレークポイントを握られる展開ながら、それでも武器の強烈サーブでしのいで最後はキーズのミスを誘ってキープした。その後も自身のサービスゲームを確実にキープし、勝利をものにした。

 大坂は決勝で、14年以来4年ぶり7度目の優勝を狙う、第17シードのセリーナ・ウイリアムズ(36=米国)と対戦する。

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