稀勢 覚悟の秋場所出場、体の不安なし「しっかり準備できた」

[ 2018年9月7日 05:30 ]

阿武松部屋に出稽古し、汗を流す稀勢の里
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 左大胸筋などの負傷で8場所連続休場中の横綱・稀勢の里(32=田子ノ浦部屋)が秋場所(9日初日、両国国技館)へ出場することが6日、決まった。2日に続いて阿武松部屋への出稽古を敢行した稀勢の里は、稽古後に「しっかり準備はできた。やるべきことはやった」と秋場所出場の意向を明かした。その後、田子ノ浦親方と電話で話し合い、出場が決定した。

 新横綱だった昨年春場所で左大胸筋などを負傷し、翌夏場所から8場所連続休場。今年初場所で途中休場した後、次の場所で進退を懸けるという意向を示した。春場所からは3場所連続全休。満を持して勝負を懸ける。

 体への不安がなくなってきたことで、夏巡業の番数は上位陣で最も多い114番を数えた。番付発表後も精力的に稽古を重ねた。この日は平幕・阿武咲と14番で10勝4敗。右前まわしを引きつけて出るなど、あまり見られなかった取り口も披露。ここまでを振り返り、「良かったり悪かったりして逆に良かったかなと思う」と話した。

 もう後戻りはできない。再び結果が伴わなければ、引退に直結する。「本場所と稽古場は違うので、しっかり集中してやっていく。やれるべきことをやっていきたい」。和製横綱が覚悟を決めて秋場所に臨む。

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