大坂なおみの“英語講座”「businessとjobの違いは」

[ 2018年9月6日 18:12 ]

テニス全米オープン第10日   大坂6―1、6―1ツレンコ ( 2018年9月5日    ニューヨーク・ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター )

全米オープン女子シングルス準々決勝でツレンコと対戦した大坂(AP)
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 4大大会で初めての準決勝進出。その感想を問われた大坂は「大きな意味がある。でもベスト8の方が感情が高ぶった。いつもそこが目標だったから」と泣いて喜んだ8強入りとの違いを語った。「今はまたビジネス(business)に戻ったような気がする。また集中し直して一生懸命頑張らなきゃ」と意気込みを示した。

 開幕前の会見ではこんなことを言っていた。「テニスが楽しいと感じられなくてジョブ(job)になっていた」。3月のBNPパリバ・オープン優勝以降、周囲からの大きな期待を持て余し、重圧に押しつぶされそうになっていたからだ。

 ビジネスとジョブ。どちらも似たようなものに思えるが、現在の大坂の心境は以前のようなネガティブなものではないという。「ジョブは楽しめない。こなすだけのもの。ビジネスは誰かにやらされるものじゃない。だから何かがあっても楽しめる。私はそう考えてる」と2つの違いを説明した。

 一方、日本語で感想を求められたときは「あれ、なんて言えばいいんだろう。疲れたじゃなくて…」と「relieved」の日本語が出てこずに困った表情。「ホッとした?」と言われると、「ハイ」とうなずいた。

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2018年9月6日のニュース