鶴竜、稀勢復活へエール 3横綱で「千秋楽まで行きたい」

[ 2018年9月6日 12:32 ]

<相撲・朝稽古>積極的に前に出る鶴竜(撮影・尾崎 有希)
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 大相撲の横綱・鶴竜は6日、秋場所出場の意向を示した稀勢の里を歓迎するように「(3横綱で)千秋楽まで(引っ張って)行きたい」と力を込めた。

 初日に3横綱がそろえば初場所以来、4場所ぶりとなる。自身も昨年夏場所から4場所連続休場した苦い経験があるだけに、「(稀勢の里の)気持ちは分かりますよ。彼の方がもっと大変なのかと思うけど」と慮った。ただ、自らは気持ちを立て直し今年春場所と夏場所で連続優勝。復活の要因を問われ、「(周囲を)気にしなかった。自分の相撲を取れば大丈夫。相撲を取っていけば思い出して良くなっていくと思う。序盤でいい流れつくれば」と出だしをカギに挙げた。

 この日は東京都墨田区の時津風部屋に出稽古して12戦全勝と圧巻の内容。踏み込み鋭く足を止めずに前に出てあっさりと料理。豊山、魁聖、正代に何もさせなかった。好仕上がりに「あとは疲れを抜きたい。だいぶ抜けてきたけど、もうちょい。あしたは完全に休み」と笑顔を見せていた。

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