バインコーチ 完勝の大坂称賛「落ち着いていた。よく頑張った」

[ 2018年9月6日 03:26 ]

テニス全米オープン第10日 女子シングルス準々決勝   大坂2―0ツレンコ ( 2018年9月5日    ニューヨーク・ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター )

全米オープン女子シングルス準々決勝でツレンコと対戦した大坂(AP)
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 サーシャ・バインコーチも安定した大坂の戦いぶりを頼もしそうに見つめた。「初めての準決勝が懸かった状況でとても落ち着いていた。よく頑張った」と笑顔。朝のウォーミングアップでは、ベンチで大坂の隣に座り「試合にどう向かうべきか、どんな戦術で戦うべきか」を延々と語りかけて準々決勝に向かうメンタルを築き上げた。

 第2セット第4ゲームまでは第1サーブの得点率が100%。「サーブを速く打つことばかり考えていたわけではない。うまくペースを混ぜられた」と相手に的を絞らせない作戦もうまく機能した。

 現地6日(日本時間7日午前8時以降)の準決勝では、第14シードのマディソン・キーズ(23=米国)と第30シードのカルラ・スアレスナバロ(30=スペイン)の勝者と対戦。日本人初の4大大会優勝への期待が膨らむ中、「今まで同じようにしっかりと準備したい」と語った。

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2018年9月5日のニュース