比嘉 2位急浮上、ショット好調 最終日は申ジエと最終組「全力で」

[ 2018年9月1日 23:58 ]

女子ゴルフツアー ゴルフ5レディース ( 2018年9月1日    岐阜県瑞浪市 GOLF5カントリーみずなみコース=6545ヤード、パー72 )

 雷雨のためサスペンデッドとなっていた第1ラウンドの残りと第2ラウンドを行った。首位に6打差の暫定30位からスタートした比嘉真美子(24=TOYO TIRES)がベストスコア64をマークするなど20ホールで9つスコアを縮め、首位に1打差の通算11アンダー、2位まで一気に順位を上げた。韓国の申ジエ(30=スリーボンド)が通算12アンダーで初日からの首位を死守。首位に2打差の暫定2位から出た日体大2年生の“黄金世代”河本結(20=エリエール)は通算7アンダーの7位に後退した。悲願のツアー初優勝を目指す同じ黄金世代の小祝さくら(20=ニトリ)が首位に2打差の通算10アンダー、2位と好位置をキープした。

 “フルスイング”が代名詞の比嘉はショットが好調だった。午前7時20分に再開された第1ラウンドの17番でいきなりバーディーを奪い、約2時間半の待機時間を挟んでスタートした第2ラウンドでも集中力を切らすことなく攻めのゴルフを展開。「打球を見ながらもしかしたらと思いました」と折り返しの10番パー5(471ヤード)では残り168ヤードの第2打をピン左40センチに運ぶあわやアルバトロスのスーパーショットで会心のイーグルを奪った。第2ラウンドは今年6月の宮里藍サントリーレディース2日目に記録したツアーでの自己ベストにあと1打に迫る64の快スコアを叩き出した。

 2日はかつて世界ランク1位にも輝いた米ツアーの元賞金女王・申ジエと初めて最終日最終組で対決することになる。「世界No・1に君臨し続けた尊敬する選手の1人。だからこそ自分も全力で。もっと気持ちを高めてラウンドしたい」海外メジャー自己最高の4位に食い込んだ今年8月の全英女子オープンでニュージーランドのリディア・コ(21)ら申ジエと同じ世界ランク1位経験者のプレーを同じ組で体感した。「私は日本では飛ぶ方の枠に入ると思いますが、世界に行くと私の30〜40ヤード先まで飛ばす選手もいます。そうかと思うと、リディア・コのようにショートゲームでスコアをつくってくる選手もいます。強みを生かすことの大切さを実感しました。でもふと考えた時、私にはこれといったものがないことに気づきました。自信を持ってこれと言える強みをじっくり探していきたいと思ってます」全英女子オープンでの躍進が大きな自信になってはいるが、その一方でこれからのゴルフ人生を左右する課題も見つかった。比嘉が今後、自分の強みとして磨き上げたいのはプレッシャーの中でも飛んで曲がらないドライバーショット。日本に居ながらにして体験できる元世界女王との優勝争いでどこまで代名詞のフルショットを貫けるのか。最終日の18ホールが貴重なステップアップの場になるのは間違いない。

 1週間後の9日には大相撲の秋場所が東京・両国国技館で初日を迎える。婚約を発表した勢(31)は東の前頭筆頭。序盤戦から白鵬、鶴竜、稀勢の里の3横綱と対戦するのはほぼ確実だ。「わたしも横綱戦ですから」と勢と同じ挑戦者の気持ちで金星を狙う比嘉。今年4月のKKT杯バンテリンレディース以来のツアー通算5勝目は過去8勝31敗(うち1勝は不戦勝)と横綱戦で大きく負け越している婚約者への力水となる。

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