素根、78キロ超級で金!阿武以来24年ぶりJKが快挙

[ 2018年9月1日 05:30 ]

ジャカルタ・アジア大会 柔道女子78キロ超級決勝   ○素根―金● ( 2018年8月31日    コンベンションセンター )

女子78キロ超級決勝、金メダルを獲得した素根(撮影・小海途 良幹)
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 柔道は女子78キロ超級で初出場の素根輝(18=福岡・南筑高)が金メダルを獲得した。女子は個人戦7階級で金6個、銀1個の歴代最高成績となった。男子100キロ級でも20歳の飯田健太郎(国士舘大)が優勝した。

 春先まで国際大会では勝てなかったのがうそのように、素根が一気にアジアの頂点へ駆け上がった。柔道女子の高校生優勝は、94年広島大会の無差別級を制した阿武教子(当時柳川高)以来、24年ぶり2人目。後に五輪1度、世界選手権を4度制した大先輩に肩を並べた18歳は「本当に一つ一つ(実績を残そうと)思っている。勝てて良かったです」とはにかんだ。

 4月の選抜体重別、全日本女子選手権と朝比奈沙羅(パーク24)との直接対決を制して優勝も、世界選手権(9月、バクー)代表は朝比奈。最重量級では1メートル62は小柄で、大柄な外国選手相手には安定した結果を残せず。国際大会の実績差が明暗を分けた。

 課題は大きな相手との組み手争いと明確。以降は男子と稽古を重ねて強化に努めた。5月にはグランプリ・フフホトでシニアの国際大会初優勝。この日の決勝相手は自身よりも17センチも大きな金(韓国)で「研究されて厳しい試合は予想していた」と言った通り、相四つの釣り手すら満足に持てなかった。それでも延長戦開始直後、一瞬のチャンスで「日頃からずっと練習してきた技」という背負い投げで技あり。低さと速さで大きな相手を担ぎ上げて横倒しにしてみせた。

 国際大会2連勝で、実績面でも朝比奈との差をまた一歩詰めた。「やっぱり(競泳の)池江さん。6冠でしたし、凄いなと」。同学年スイマーにも刺激をもらっていた花の高校3年生の才能が、いよいよ開花した。

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