日大タックル被害者の父、宮川選手の復帰意向を歓迎「吉報」 田中理事長には嫌悪感

[ 2018年8月17日 10:30 ]

奥野康俊氏
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 日大アメリカンフットボール部の悪質反則問題で、ケガをした関学大選手の父・奥野康俊さんが17日、自身のフェイスブックを更新。反則をした宮川泰介選手(20)がアメフット部復帰の意向を示していることを宮川選手の父から電話で報告を受けていたことを明かした。

 奥野さんはフェイスブックで「吉報 日大宮川君アメフト復帰の連絡」と題し「宮川君の父親から電話があった」と報告。「『本人が新監督と1時間程面談をし、クラブに復帰する方向に向かっています。いいですか?』と聞かれたので、『もちろんです。宮川君によろしくお伝えください』と返事をした」とその内容を明かした。

 続けて「あれだけ辛い思いをさせられた宮川君本人に対しても田中理事長からの謝罪、コンタクトは全くないそうだ」とし、「大好きだったアメフトを『やりたくない』と言わせるまで彼を追い込み、彼に対して謝罪もしていない日大指導者と、トカゲの尻尾切りで我関せずを貫く田中理事長を許せない」と日大側の対応を断罪。

 「息子と彼がグラウンドで握手をして正々堂々とフェアに戦える日」を幕引きのシーンと位置づけ、「早くその日が実現してほしいと思う。幕引きのシーンにまた、一歩近づいた事は本当に喜ばしい事である。息子はもちろんであるが、彼の前途も一緒に応援したいと思う。頑張れ宮川君。頑張れフェニックス」とエールを送った。

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2018年8月17日のニュース