松山、2アンダーの好スタート 本来の力発揮で昨年の雪辱狙う

[ 2018年8月10日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー 第100回全米プロ選手権第1日 ( 2018年8月9日    ミズーリ州 ベルリーブCC=7316ヤード、パー70 )

第1ラウンド、10番でティーショットを放つ松山英樹
Photo By 共同

 今季メジャー最終戦が開幕し、初のメジャー制覇を目指す松山英樹(26=LEXUS)は2バーディー、ノーボギーの2アンダーで初日を終えた。日本勢は今平周吾(25=レオパレスリゾートグアム)、宮里優作(38=フリー)、池田勇太(32=フリー)ら計6人が出場している。

 10番からスタートした松山は17番でバーディーを奪うと、思わず笑みを浮かべた。597ヤードのパー5。ティーショットをフェアウエーに置き、第3打をきっちり3メートルにつけた。前半を1アンダーで折り返す上々の滑り出し。後半も17番でバーディーを奪い、ノーボギーの2アンダーでフィニッシュした。

 「自分に期待していない。すぐに良くなるとは思っていない」。大会前には悲観的な言葉を並べた。今季は未勝利で、連覇を目指した前週のブリヂストン招待も優勝争いにすら絡めなかった。それでもパターを複数試すなど、試行錯誤してメジャー最終戦を迎えた。

 今大会は昨年5位に入った好相性の大会。メジャー初制覇が目前に迫りながら、惜しくも届かず悔し涙を流して1年がたつ。「言葉ではそう(悲観的に)言ってるけど、やったら気合も入ってくる」。本来の力を発揮し、昨年の雪辱を果たしたい。

続きを表示

2018年8月10日のニュース