稀勢、原点で秋場所での復活誓う「活躍できるように頑張る」

[ 2018年8月10日 05:30 ]

地元・龍ケ崎での巡業で綱締め実演をした稀勢の里(中央)
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 大相撲の夏巡業が9日、茨城県龍ケ崎市で行われた。8場所連続休場中の横綱・稀勢の里(32=田子ノ浦部屋)にとっては中学生まで暮らした故郷。相撲大会に初めて出場したのは小学2年で、この日の会場近くにある「たつのこ山」近くの仮設相撲場だった。「5人抜きして金メダルをもらい、うまみを感じた。それが原点」。標高41メートルのたつのこ山では約140段の階段の上り下りも行い「しっかり体をつくったのが今につながっている」と振り返った。

 朝稽古では相撲を取らなかったが、綱締め実演などで登場すると大歓声を受けた。進退の懸かる秋場所(9月9日初日、両国国技館)に向け、「ふがいない成績が続いている。しっかり調整して活躍できるように頑張る」と決意を口にした。

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