畠田瞳が個人総合で父娘制覇!五輪へ吉兆「何かのご縁かも」

[ 2018年8月6日 17:28 ]

女子個人総合を制した畠田
Photo By スポニチ

 全国高校総体(インターハイ)の体操は6日、静岡県草薙総合運動場体育館で決勝が行われ、女子個人総合で畠田瞳(17=日体大荏原3年)が58・750点で初優勝を飾った。父の好章氏(現日体大男子監督)は89、90年に男子個人総合を制しており、父娘制覇となった。

 16年は2位、17年は3位だった畠田が高校日本一のタイトルをつかんだ。「インターハイは高校生しか出られないし、ラスト1年で思いは人一倍あった」。世界選手権(10月、カタール)の代表候補にも名を連ねる17歳は個人総合に加え、種目別の段違い平行棒、床運動も制して3冠だ。

 父・好章氏との父娘制覇については「親がどうこうよりも自分が優勝したい気持ちが強かった」としながらも、「結果的に親子優勝ができて良かった」と笑みを浮かべる。好章氏は高校総体を制した2年後、92年バルセロナ五輪に出場して団体総合で銅メダルを獲得。2年後の東京五輪に向け、畠田は「私もそうなります!何かのご縁かも」と意気込んでいた。

続きを表示

2018年8月6日のニュース