福田真未 トーナメント新15アンダーV「成長できたのかなと」

[ 2018年8月6日 05:30 ]

女子ゴルフツアー北海道meijiカップ最終日 ( 2018年8月5日    北海道北広島市 札幌国際CC島松C 6493ヤード、パー72 )

優勝した福田真未(右)はギャラリーの前でバンザイをして喜ぶ(撮影・森沢裕)
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 2位に3打差をつけてスタートしたプロ8年目の福田真未(26=えんホールディングス)が68で回り、逃げ切り優勝した。通算15アンダーは11年の馮珊珊(フォンシャンシャン)の大会記録を1打上回る新記録。昨年11月の伊藤園レディスに続くツアー2勝目となった。2打差の2位に申(シン)ジエ(30=韓国)が入った。

 3打差で迎えた16番。6メートルのバーディーパットを沈めた福田は右手でガッツポーズをつくった。「あれでイケると思いました」。初優勝時は「緊張でショットを運ぶのが精いっぱいだった」というが、今年から森守洋コーチの指導を受けショットとパットが安定。「最終組でスコアを伸ばして優勝できたので成長できたのかなと思います」と胸を張った。

 最終組で回った青木とは、同学年会をつくり定期的に食事会を開く。この日も青木が68と伸ばし「バーディー合戦になったので自分のプレーに集中しました」。ライバルであり友人でもある存在を刺激に、優勝争いをリードした。

 今週、全英に出場している比嘉とも仲が良く、比嘉の婚約者の幕内・勢は同じジムに通うトレーニング仲間。「2人が会った時に私の話題で盛り上がったそうです。私はプチキューピッド」と笑う。その比嘉がメジャーの大舞台で存在感を発揮し大いに刺激を受けた。「私も海外ツアーに出たいと思いますし、全英や全米にも出たい」と新たな目標を掲げた。 (大渕 英輔)

 <同学年青木3位終戦>青木は優勝した福田との3打差を縮められず3位終戦。「ボギーが先行し流れに乗れない部分がありました」と振り返った。先に2勝目を挙げた福田とは成田らを含め同学年会をつくっており「真未(福田)はピンチのないゴルフでしたね。今度の(同学年会の)食事会は真未のおごりに決まったので、次は私がおごれるようにしたい」と話した。

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2018年8月6日のニュース