御嶽海 長野凱旋で笑顔「いいサプライズになった」

[ 2018年8月6日 05:30 ]

幕内土俵入りで、ファンの声援に両手を振って応える御嶽海
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 大相撲夏巡業が5日、長野市内で行われ、先月の名古屋場所で初優勝を飾った関脇・御嶽海(出羽海部屋)が凱旋を果たした。大勢のファンに温かく迎えられた上松町出身の25歳は「本当にうれしい。勝ち越しより、2桁勝利よりもいい結果で帰ってこられて、いいサプライズになった」と頬を緩ませた。

 前日4日までは相撲を取らずに体を動かしてきたが、この日は「地元だから」とサービス精神を見せて土俵に上がり、申し合い稽古で会場を沸かせた。大関獲りに臨む秋場所(9月9日初日、東京・両国国技館)へ地元から本格的に始動し、「前に出られていないので、前に出て勝負をつけたい」と大きな目標に挑む土俵を見据えた。

 ◯…大相撲の平幕・勢が英国で奮闘する婚約者に愛のメッセージを送った。3日目を終えた比嘉と電話で会話したことを明かし、「(帰りが遅くなって)やっとご飯食べられる〜と言ってました。そんな時でも、翔ちゃん(本名・東口翔太)無理しないでね」と気遣われたという。「すいません、ラブラブで」とのろけた。お互い仕事については日頃から触れないようで「ゴルフやっていなくても、一人の女性にほれたわけですから。(結果関係なく)“お疲れさま”しかないですよね」と言葉に心を込めた。

 ◯…秋場所で再三役濃厚の前頭3枚目・貴景勝(貴乃花部屋)が22歳の誕生日を迎えた。先場所10勝を挙げ、今年初場所以来となる4場所ぶりの三役復帰が確実になり、「ひと味違った自分を見せられたら」と意気込んだ。番付を上げるたびに、壁にはね返されながらも、ここまで着実に階段を上がっている。小結として臨んだ1月は5勝10敗。成長した姿を見せる次場所へ「頭を熱くして心は冷静にいきたい」と話した。

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2018年8月6日のニュース