第三者委、田中理事長の説明責任言及 反省声明の発表強く要望

[ 2018年7月31日 05:30 ]

日大アメフット部悪質タックル問題

日大アメフット部の悪質反則問題を巡る調査について最終報告する第三者委員会
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 第三者委員会は、東京都内で記者会見して最終報告を公表し、田中理事長が適切な危機対応を行わず、社会からの批判を増幅させたと断じた。大きな不祥事となったにもかかわらず公式な場に姿を一切見せず、学校法人トップとして説明責任を果たしていないと指摘し、反省声明の発表や学生ファーストの大学運営を行うとの宣言をするよう強く要望した。

 ただし、田中理事長の進退について、勝丸充啓委員長は「理事長の行動は多くの問題があったと指摘した。出処進退は本人が判断されること。処分も大学当局で考えること。第三者委は処分をする権限は持っていない」と述べ、第三者委としては辞任までは求めない姿勢を示した。

 委員会は延べ約100人に聞き取りを実施し、田中理事長にも複数回のヒアリングを行った。勝丸委員長によれば、田中理事長にも徐々に当事者意識が芽生えていた様子だったという。「これだけ言われて説明責任を全く果たさないのは当初の第三者委員会との約束としてあり得ない」。委員会は幕引きの役割を大学側に委ねた。

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