セブンズ女子 過去最高10位、2勝挙げ中村主将「成長の証」

[ 2018年7月23日 05:30 ]

ラグビー7人制W杯第2日 ( 2018年7月21日    米サンフランシスコ・AT&Tパーク )

<日本・フィジー>試合終了間際にトライを決める中村
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 日本は女子が出場3回目で過去最高となる10位で大会を終えた。9〜12位決定予備戦でフィジーに15―14で逆転勝ちした後、9、10位決定戦でイングランドに5―31で敗れた。決勝ではニュージーランドがフランスを29―0で完封し、大会2連覇を果たした。また男子は9〜16位決定予備戦でカナダに17―35で敗れ、ロシアとの13〜16位決定予備戦に回った。

 過去2大会で未勝利だった女子は、今大会だけで2勝。それでも最後のイングランド戦は完敗し、中村主将は「要所でミスが出た結果、大事な試合で勝ちきることができなかった」と悔やんだ。フィジーには最大9点差を付けられてから、倒れ込みながらのパスをつないでトライを奪い逆転勝ち。これまでの日本にはなかったスキルが身に付いていることも示したが、追い込まれると簡単なミスを重ねるひ弱さは克服できなかった。中村は「2勝できたことは日本の女子ラグビーの成長の証。また世界の舞台に戻れるよう鍛え直す」と前を向いた。

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2018年7月23日のニュース