同体呼んだ!遠藤 執念右足から取り直しで1敗死守

[ 2018年7月16日 05:30 ]

大相撲名古屋場所8日目 ( 2018年7月15日    ドルフィンズアリーナ )

<大相撲8日目>遠藤は左下手投げで千代大龍(左)を投げるも同体で取り直しに(撮影・岩崎哲也)
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 遠藤が取り直しの一番で妙義龍を寄り切って1敗を守った。最初の一番は妙義龍の圧力に後退。押し倒されそうになったが右足一本で体を支え、のけ反りながら粘った。軍配は妙義龍も物言いが付き、同体の判定。完全に押されていただけに命拾いした形になった。

 取り直しでは、左を差す得意な形に持ち込み、相手の上手を切るうまさも見せて快勝。「最後まで気持ちを切らさずに相撲が取れた。勝ち切れてよかった」と集中力を発揮した。1敗で御嶽海を追う展開。「しっかり準備して、集中してやれればいい」。人気者は大声援も味方に加速する。

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