ラグビー日本代表マフィ 遠征先でチームメイトに暴行逮捕 

[ 2018年7月16日 05:30 ]

ラグビー日本代表・マフィ
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 ラグビー日本代表のNo・8でスーパーラグビーのレベルズ(オーストラリア)でプレーしているアマナキ・レレイ・マフィ(28=NTTコム)が、遠征先のニュージーランド国内でチームメートへの暴行容疑のため、現地警察に逮捕されたことが15日、分かった。

 現地メディアの報道によれば、マフィは現地警察に拘束されており、16日にも裁判所に出廷する予定だという。

 レベルズは14日に今季レギュラーシーズン最終戦のハイランダーズ戦に37―43で逆転負け。勝てば初のプレーオフ進出の可能性があったが、結果的に逃した。

 関係者によればマフィは試合後、被害者となったチームメートでオーストラリア代表のロペティ・ティマニを自分の親類宅に招き、食事をともにしたという。ところが痛飲したティマニが次第にチーム批判などを繰り返し、険悪なムードに。マフィへ暴力を振るったとの情報もある。最初は我慢をしていたマフィだが、最終的に暴力を振るったという。ティマニが治療のために訪れた病院関係者が警察に通報し、事情聴取を受けたマフィが逮捕される結果となった。マフィの日本人の妻も同席しており、現地警察に事実関係を証言した模様だ。

 事件の全容が明らかになっていないため、レベルズやNTTコム、日本ラグビー協会は現時点で声明や処分を発表していない。いずれにしても19年W杯日本大会が1年2カ月後に迫る中、日本代表の主力選手による残念なニュースとなった。

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2018年7月16日のニュース