浅野トップ通過(73) デフゴルファー袖山2位で決勝「子供たちの憧れや目標になりたい」

[ 2018年7月16日 05:30 ]

スポニチ創刊70周年記年 内閣総理大臣杯第49回日本社会人ゴルフ選手権関東予選 ( 2018年7月15日    千葉県 一の宮CC・西 6511ヤード、パー71 )

2位タイで予選を突破した袖山哲朗(撮影・米田 充利)
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 昨年の日本選手権11位の浅野正幸(48=浅野運輸)が3バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの73でトップ通過を果たした。上位10人にシニア枠1人を加えた計11人が関東大会(9月・箱根CC)に出場する。大会全成績は別掲アドレスの大会サイトに掲載。

 デフ(聴覚障がい者)ゴルファーの袖山哲朗(30)が2位タイで関東決勝大会への進出を決めた。74の好スコアにも「ティーショットは安定していたが、ショートゲームがうまくいかなかった」と苦笑い。小学3年生から始めたゴルフ歴は24年、日本デフゴルフ選手権での優勝経験も持つ。「デフの子供たちの憧れや目標になりたい」という袖山はトレーニングなどで肉体改造を行い、1Wの飛距離は300ヤードを超える。来週はアイルランドでの世界大会にも出場。「いい結果を残していい流れで関東決勝も絶対に勝ち上がり、全国大会に出場したい」と意気込んだ。

 ▼1位浅野正幸 前半に3バーディーと、調子良く乗り切れた。今年は全国大会のベスト10入り、シード権獲得を目指したい。(昨年、全国大会で11位)

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2018年7月16日のニュース