鶴竜休場で千代の国 今場所の横綱戦が全て不戦勝の珍事

[ 2018年7月13日 12:59 ]

<大相撲名古屋場所4日目>白鵬の休場により、不戦勝で白星を手にした千代の国
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 大相撲名古屋場所6日目の13日、横綱・鶴竜(井筒部屋)が「右肘関節炎のため2週間の安静を要する見込み」との診断書を日本相撲協会に提出。休場が決まり、結びで対戦する予定だった前頭2枚目・千代の国(九重部屋)が不戦勝となった。

 千代の国は4日目に白鵬が休場した日も不戦勝になっている。今場所2度あった横綱戦が全て不戦勝という珍事になった。千代の国は6日目を終え4勝2敗。前頭11枚目だった先場所12勝して番付を上げ、自身にとって今年初めての横綱戦だったが、今場所は白鵬戦も鶴竜戦も実現することはなかった。

 千代の国は昨年九州場所10日目の稀勢の里(田子ノ浦部屋)との対戦でも不戦勝になっており、現役の3横綱全てで不戦勝になっている。

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