選考ミスで入れ替わりアジア代表の長谷川「金メダルを持って帰る」

[ 2018年7月11日 18:27 ]

<体操男子練習公開>ポーズを取るアジア大会代表の(左から)谷川翔、千葉健太、野々村笙吾、前野風哉、長谷川智将 (撮影・井上徹)
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 体操男子のアジア大会(8月、インドネシア)の日本代表が11日。東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで合宿を公開した。

 同大会の代表選考では人的ミスがあり、当初発表された加藤凌平(コナミスポーツ)から長谷川智将(徳洲会)に入れ替わった。長谷川は「聞いた瞬間はめちゃくちゃ嬉しかった」としながら、同時に「凌平の気持ちを考えたら喜んでいいのかな」とも思ったという。だが、アジアの舞台へフォーカスし、「なよなよした気持ちでやって表彰台を逃したりするのが最悪。金メダルを持って帰ってくる。頑張っている姿勢が一番、ふさわしい」と闘志を高めた。

 また、日本協会の水鳥寿思・男子強化本部長は選考でのミスについて「選手、関係者、みなさまにご心配、ご迷惑をかけたことを申し訳なく思っている」と謝罪。「非常に重く受け止めて、どういった対策をすればこういったことがないか、案を出しながら協会全体で考えていきたい」と話した。

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