錦織VSジョコは午後9時開始 これまでの全対戦と錦織のコメント一覧

[ 2018年7月11日 17:00 ]

男子シングルス4回戦でガルビスを下した錦織(AP)
Photo By AP

 テニスのウィンブルドン選手権で11日に行われる男子シングルス準々決勝の予定時間が発表され、第24シードの錦織圭(28=日清食品)が元世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(31=セルビア)に挑む試合は錦織にとって今大会初のセンターコートで午後1時(日本時間午後9時)開始に決まった。

 錦織は現在ジョコビッチに対し12連敗中だが、ウィンブルドンで初めて4回戦を突破した錦織は、同種目の日本勢で1933年大会4強の佐藤次郎以来85年ぶりの準決勝進出を目指す。

≪錦織 VSジョコビッチ全試合とコメント≫

【2010年 全仏オープン・2回戦】錦織●(1―6 4―6 4―6)○ジョコビッチ

「もうちょっと振り回せたら良かったけど、まだ自信がないのもあって…」

【2011年 スイス室内・準決勝】錦織○(2―6、7―6、6―0)●ジョコビッチ

「第2セットの終盤までいいプレーができていなかったけど、そこからプレーのレベルが凄く上がった。(出場2大会連続でベスト4に入って)自信になり、プレーも変わった」

【2014年 ソニー・オープン・準決勝】錦織(足の付根の痛みで棄権)

【2014年 全米オープン・準決勝】錦織○(6―4、1―6、7―6、6―3)●ジョコビッチ

「何が起こっているか分からない。きょうも疲れはあった。でもジョコビッチの方が疲れて見えた。強い選手を倒して自信もついてきた。このまま調子を落とさなければ絶対にいける」

【2014年 マスターズ・パリ大会・準決勝】錦織●(2―6、3―6)○ジョコビッチ

「少し疲れていた。サーブが本調子でなく、ラリーでは戦えたが、相手が堅実でミスしなかった。今週は多くのことを学んだ。ツアー・ファイナルは楽しみたい」

【2014年 ツアーファイナル・準決勝】錦織●(1―6、6―3、0―6)○ジョコビッチ

「1セット目はこてんぱんにやられた。こんなに差があるんだと感じたけど、2セット目は攻撃的にフォアで打っていってプレッシャーをかけられた。相手のリズムに狂いが生じていた。3セット目は相手が世界No.1だと意識しすぎてしまった。ジョコビッチ、フェデラー、ナダルの3選手はまだ上にいる。この選手たちに勝てるようにもっと意識してやりたい。いいトレーニングをして、ケガを治して、いいスタートを切りたい」

【2015年 イタリア国際・準々決勝】錦織●(3―6、6―3、1―6)○ジョコビッチ

 「第2セットのようなプレーを続けたかったが、そう簡単にはいかない。相手がレベルを上げてきてミスが減った。それが一番プレッシャーになった。良かったところもあった。次に生かせる」

【2015年 ツアーファイナル・1次リーグ】錦織●(1―6、1―6)○ジョコビッチ

 「きょうは相手が強すぎた。1つ1つのショットの精度が凄く高くて、ライン際に入るショットが多かった。凄く差は感じた。ディフェンスが攻撃のように鋭く返ってきていたので、どうしようもない部分はあったと思う。(途中で)何か変えたところで彼の最高のテニスを止められるわけではないと思っていた」

【2016年 全豪オープン・準々決勝】錦織●(3―6、2―6、4―6)○ジョコビッチ

「一番強い選手とはいえ、もうちょっと何かできただろうと思う。自分の力を全部出せていなかった。悔しい。全く相手に関係のない自分のミス。ああいうのが出るとトップには勝てない」

【2016年 マイアミ・オープン・決勝】錦織●(3―6、3―6)○ジョコビッチ

「彼(ジョコビッチ)との戦う時はいつも厳しい戦いで、自分にとっては挑戦になる」と相手の強さを認め、称えた上で「次は負かしたいと思いますます。正直、見えてきたところはない。長いラリーで少ないチャンスを見つけないといけない。本当に崩すのは難しい」

【2016年 マドリード・オープン・準決勝】錦織●(3―6、6―7)○ジョコビッチ

「チャンスがあっただけに悔しい気持ちがある。本当に細かいところの差だと思う。1―6、1―6で負けたわけでない。まだ力の差はあるけど、だいぶ近づいてきている気はした」

【2016年 イタリア国際・準決勝】錦織●(6―2、4―6、6―7)○ジョコビッチ

ジョコビッチからセットを奪うのは1年前の同大会準々決勝の第2セット(6―3)以来「とても残念だ。第1セットはアグレッシブに、とても良いプレーができた。1セット目の攻撃的なテニスがずっと続けられたら勝つチャンスもあったが、タイブレークではあまりに多くのミスをしてしまった。それが一番の敗因だ」

【2016年 ロジャーズ・カップ決勝】錦織●(3―6、5―7)○ジョコビッチ

 「ジョコビッチはこの数日間の試合よりもさらにレベルを上げてきた。相手のサーブもリターンも良くて、常にプレッシャーを受けていた。彼の苦手なところも見つけられているが、もう少しレベルアップしないとマスターズ優勝は近いようで遠い」

【2016年 ツアーファイナル・1次リーグ】錦織●(1―6、1―6)○ジョコビッチ

「今日の彼は強すぎた。自分がとてつもなく悪かった」

【2018年 マドリード・オープン・1回戦】錦織●(5―7、4―6)○ジョコビッチ

「自分のミスが相次いでしまった。特に出だしで畳みかけられた部分を逃してしまった。いいジョコビッチに戻してしまったので、自分にも原因があった」

【2018年 イタリア国際・準々決勝】錦織●(6―2、1―6、3―6)○ジョコビッチ

「あの審判、たぶんやめた方がいい。審判に流れを変えられた部分もあった」

続きを表示

この記事のフォト

2018年7月11日のニュース