体操女子がオランダから帰国、団体Vで世界選手権へ手応え

[ 2018年7月10日 10:31 ]

オランダ国際から帰国した体操女子の寺本、宮川、梶田、畠田(右から)
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 体操女子の世界選手権(10〜11月、カタール)の日本代表候補、寺本明日香(ミキハウス)、宮川紗江(レインボー)、畠田瞳(セントラル目黒)、梶田凪(山梨ジュニアク)が10日、オランダ国際から成田空港に帰国した。

 オランダ国際では団体総合を制したほか、個人総合で寺本が優勝、畠田が3位、梶田が4位。種目別でも畠田が段違い平行棒で優勝し、床運動では梶田が2位、畠田が3位と活躍した。チーム最年長の寺本は、「団体ではノーミスの演技ができて良かった。チームとしていい流れで試合ができたし、みんな世界選手権に向けてやらないといけないことを感じたと思う」と手応えを強調した。

 初めて代表候補に名を連ねた畠田と梶田の高校3年コンビは、豊富なキャリアを誇る寺本から学ぶことが多かったという。畠田が「明日香ちゃんの練習や試合運びを見て、すごく勉強になった」と言えば、梶田は「明日香ちゃんがチームを引っ張ってくれて、やりやすい試合だった」と振り返った。

 脚に抱えていた宮川は、大事をとって試合に出場しなかった。「出られなかったけど、サポートと応援をしっかりできた」とし、海外勢の演技を間近で見て「勉強になった」と話していた。

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2018年7月10日のニュース