太陽との競争にも勝ったジョコビッチ、錦織を警戒「ビッグマッチに強い選手」

[ 2018年7月10日 07:14 ]

テニスウィンブルドン選手権 男子シングルス4回戦   英ロンドン・オールドイングランド・クラブ ( 2018年7月9日 )

ハチャノフを下し、ガッツポーズのジョコビッチ(AP)
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 「今夜のうちに4回戦を勝って終われてよかった」。3年ぶりの優勝を狙うジョコビッチ(セルビア)はそう言って深く息をついた。

 第1コートは直前のモンフィス―アンダーソン戦が長引き、日没が迫る中で試合が始まった。1セットでも落とせば日没は確実だった。「雨風や自然、外的なものはどうにもできない」と達観したように語ったものの、22歳の新鋭ハチャノフ(ロシア)を狙い通りにストレートで片付け、日没との競争にも勝った。

 「この1カ月半で自分の望むレベルにかなり近づいてきた」と高まる自信とともに得意の錦織戦に臨む。「ガルビスとの試合は見ていた。ちょっと変な試合だったが、メンタルの強さを改めて見せていたと思う」とこの日のプレーぶりも確認済み。「ビッグマッチに強い選手だし、調子がよければどんな選手にも勝つ力がある」と12連勝中の相手にも慢心はなかった。

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2018年7月10日のニュース