ガルビス 快進撃止まる「圭はファイターだった」

[ 2018年7月10日 05:34 ]

錦織に敗れたガルビス(AP)
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 大会初の8強入りを狙ったガルビス(ラトビア)は、2度のタイブレークを取り切れずに錦織に競り負けた。「圭はファイター。今日の試合でそれを証明した。彼は第2セットで勝つための道を見つけ出したんだ。それが今日の勝敗を分けた」と振り返った。

 序盤はミスも少なく、サーブも好調で圧巻のテニスを展開した。自らのサービスゲームで失ったポイントは、最初の2セットで8ポイントのみ。しかしそれでも第2セットをタイブレークで落としたのが響いた。「第2セットの序盤でブレークしないといけなかった。リターンで積極的にプレーできずにいるうちに、圭の調子が上がってきた」。第3セットのタイブレーク途中で左膝を痛め、第4セットは失速した。ケガによる長い低迷から這い上がり、予選を勝ち上がっての快進撃だったが、また小休止を余儀なくされる。「じん帯を少し痛めたみたいだ。おそらく2、3週間かかるだろう。すぐにでもプレーをしたいから残念だよ」と再びのケガがうらめしそうだった。

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2018年7月10日のニュース