稀勢 充実出稽古「切れ出てきた」も舞の海氏「万全で9月に」

[ 2018年7月5日 05:30 ]

大相撲名古屋場所8日初日

九重部屋への出稽古で、千代の国(右)の攻めをこらえる稀勢の里(撮影・佐藤 博之)
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 左大胸筋の負傷などで7場所連続休場中の横綱・稀勢の里は3日連続の出稽古で名古屋市東区の九重部屋を訪れ、平幕・千代の国に8勝3敗だった。いきなりはたき込みで敗れ「あー、クソッ」と悔しさをあらわにし、上手投げで転がされる場面もあった。中盤からは左はず押しで吹っ飛ばすなど6連勝。「動きそのものに切れが出てきた。力が相手に伝わっている」と手応えを口にした。

 ただ、名古屋場所の出場は依然として流動的。解説者の舞の海秀平氏(元小結)は「焦って出るより、万全に近い状態で9月(秋場所)に出ればいいと思う」と私見を述べた。

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2018年7月5日のニュース