体操女子代表候補がオランダ遠征へ 寺本「全種目でアピール」

[ 2018年7月4日 10:16 ]

オランダ国際に向けて出発した寺本、宮川、梶田、畠田(左から)
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 体操・世界選手権(10〜11月、カタール)の女子日本代表候補、寺本明日香(22=ミキハウス)、宮川紗江(18=レインボー)、畠田瞳(17=セントラル目黒)、梶田凪(17=山梨ジュニアク)が4日、オランダ国際(7、8日、ヘーレンフェーン)を前に成田空港で取材に応じた。

 団体総合、個人総合、種目別が行われる今大会で、最も重要視しているのが団体総合。代表候補の村上茉愛(日体大)と杉原愛子(朝日生命)はこの遠征に参加しないものの、世界選手権に向けた試金石となる。寺本は「初代表が2人(畠田、梶田)いる。この代表での練習、試合に慣れること」をテーマに掲げ、「全種目でしっかりアピールしたい」と意気込んだ。

 畠田が「代表候補で団体をするので、自分の演技ができたらいい」と力を込めれば、「チームに貢献できるようにしたい」と梶田。「2人ともおとなしい。暗いわけじゃないけど、他のメンバーが強烈なので(笑い)。もうちょいワイワイできたらいいです」という寺本の言葉に、2人は初々しい笑みを浮かべていた。

 脚に不安を抱える宮川は、現地での調整で出場できるか判断する。「試合の日にどこまで痛みが引いているか。今の段階では何とも言えない」と話した。

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2018年7月4日のニュース