錦織、ウィンブルドン7年連続初戦突破!強風に負けず初対戦の24歳退けた 次戦は世界184位トミック

[ 2018年7月3日 22:15 ]

ウィンブルドン1回戦に登場した錦織
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 テニスのウィンブルドン選手権第2日は3日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブでシングルス1回戦が行われ、男子で世界ランキング28位で第24シードの錦織圭(28=日清食品)は同198位のクリスチャン・ハリソン(24=米国)と対戦。6―2、4―6、7―6、6―2で勝利し7年連続初戦突破を果たした。2回戦は世界ランク184位のバーナード・トミック(25=豪州)と対戦する。

 両者は初対戦。第1セットは第5ゲームまでともにサービスゲームをキープしていたが、錦織が第6ゲームをブレークすると、第8ゲームまで4ゲーム連続奪取して6―2で先取した。第2セットは逆に第4ゲームから4ゲーム連続で奪われたものの、第8ゲームをブレーク。その後も粘ったものの4―6で落とした。

 第3セットは第4ゲームで錦織がブレークに成功するも第5ゲームでブレークバックを許す。その後は互いにキープし、迎えたタイブレークを錦織が制した。

 この日のウィンブルドンは風が強く、プレー中に影響を受ける場面もあったが、精度の高いショットで要所を決め、連続ブレークなどで第4セットも連取。勝負を決めた。

 錦織はこれでウィンブルドンで7年連続初戦突破。過去の最高の成績は、2014年、2016年の4回戦で、4大大会で唯一8強入りをしていない。昨年は3回戦で姿を消している。

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