サッカー好きの碧山「強かった」日本代表を称賛「体が当たると苦しいですね」

[ 2018年7月3日 14:33 ]

妙義龍との申し合いで、前に出る碧山(左)
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 ブルガリア出身で、サッカー好きの大相撲の平幕・碧山(32=春日野部屋)が3日、サッカーW杯決勝T1回戦で激闘の末に散った日本代表を称えた。

 この日は早朝から出羽海部屋への出稽古の準備があった。それでも、大会前から優勝候補筆頭にベルギーを挙げていた碧山。日本代表―ベルギー代表の大一番は見逃せない。午前3時前に起床して観戦し、試合終了後に再度就寝する作戦でフル視聴したことを明かした。

 「日本、強かったです。ベルギーは優勝候補。でも、日本を応援していました。惜しかった。体格差がありましたね。(ベルギーは)高いし、日本は体が当たると苦しいですね」。大男が揃う角界の中でも、碧山の190キロを超える巨体とパワーは随一。W杯でもコンタクトに自然と目がいくようだ。

 「サッカー、少しだけやっていました。走れませんけど」。母国ブルガリア代表は、稀代のストライカー、ストイチコフ選手を擁して1994年のW杯アメリカ大会で4強入り。「もちろん覚えていますよ。8歳のとき」と、笑顔で当時も振り返っていた。

 この日は名古屋場所(8日初日、ドルフィンズアリーナ)へ向けて碧山ら春日野勢のほか、境川部屋の関取衆や、田子ノ浦部屋の大関・高安らも出羽海部屋に集結。充実した申し合いが行われた。碧山も寝不足気味のなかで関脇・御嶽海、平幕・妙義龍、佐田の海らと14番で11勝。強烈な突き押しで7連勝もあり、「きょうはよかった」と納得していた。

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2018年7月3日のニュース