羽生結弦「普通ではいけない」スケーターとして人間として「名に恥じないよう」

[ 2018年7月2日 13:20 ]

羽生結弦 国民栄誉賞授与式 ( 2018年7月2日    首相官邸 )

国民栄誉賞授与式の席に着き笑顔の羽生結弦選手(撮影・長久保 豊)
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 平昌五輪のフィギュアスケート男子で連覇を達成した羽生結弦(23)が2日、官邸で行われた国民栄誉賞授与式に出席した。個人としては最年少での受賞で、スケート界で初、冬季五輪の選手としても初めてとなる受賞。授与式には凛々しい「仙台平」の紋付き袴姿で登場し、安倍晋三首相(63)から表彰状や盾を受け取った。

 報道陣から、次の五輪について話が及んだが「特に考えていません」と回答。「今、自分が思っていることは今、自分がやりたいこと、自分がスケートを通じて磨いていきたいこと、成長していきたいこと、そういったことを自分が納得できるようにしたいと思っている」と毅然と話した。

 また、今回の受賞で「このように素晴らしい賞をいただけるということは、普通ではいけないんだなって自分の中ではちょっとけじめをつけている」と気持ちを新たにしたという。「これからも私生活含めて、いろんなことに気を遣って、後ろ指さされないような生き方をしていきたい。それは自分のスケート観においても一緒で、これからも全力で自分の名に、そしてこの国民栄誉賞という素晴らしい名に恥じないようなスケートをしていくことが、まずは大事かなと今は思っている」と話し、スケーターとして人間として、さらに磨きをかけていくことを誓った。

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2018年7月2日のニュース