貴乃花親方、宿舎近くの小学校プールでリフレッシュ 瀬戸市長を表敬訪問

[ 2018年7月2日 15:47 ]

愛知県瀬戸市の伊藤市長(左)を表敬訪問した貴乃花親方
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 大相撲の貴乃花親方(45=元横綱)が2日、愛知県瀬戸市の伊藤保徳市長を表敬訪問した。貴乃花部屋は今年から瀬戸市赤津町に宿舎を設けた。2代続く好角家という伊藤市長に笑顔で迎えられると、湯飲み、陶製の金魚、瀬戸市のモチーフをあしらったうちわなどに興味津々。「陶磁器の町」で過ごす毎日に「涼しくてとてもいい。文化と一緒に過ごしている」と話した。

 宿舎近くの市立東明小学校のプールで、貴乃花親方が泳いでいたことも明らかになった。「風の噂で聞いたのですが…」と伊藤市長に切り出されると思わず苦笑い。「時間外にお借りして…気持ちよかったです。またお借りしたいと思っています」と感謝した。「一様にケガもなくやれている」と名古屋場所(8日初日、ドルフィンズアリーナ)への調整も順調。「素晴らしい環境。連日、見学の方もいらしてくださり、うちの力士もいつも以上に気合が入っている」と地元の支えを強調した。

 7場所連続休場中の横綱・稀勢の里(31=田子ノ浦部屋)について問われると「横綱になっていますからね。深く考えすぎずにやれたらいいのでは」と心中を思いやった。自身も現役時代に7場所連続休場を経験。当時の心境にも触れ「体調と相撲を取れる体、精神的なもの。三つが一つにならないと。精神的にどこまで耐えられるかでしょうね」とコメントした。

 サッカー好きの同親方はW杯にも言及。27時にベルギー戦を控える日本代表に「部屋一同で応援している。食事の時はサッカーの話で持ちきり。貴景勝なんて詳しいですよ」とエールを送っていた。

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2018年7月2日のニュース