稀勢 自ら申し出て稽古欠席 出場判断は「様子を見て考えたい」

[ 2018年7月2日 05:30 ]

尾張大国霊神社での横綱土俵入り後に、参拝者に餅をまく稀勢の里(撮影・斎藤 純)
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 左大胸筋などの負傷で7場所連続休場中の横綱・稀勢の里(31=田子ノ浦部屋)が1日、名古屋市西区で行われた部屋の朝稽古を欠席した。師匠の田子ノ浦親方(元幕内・隆の鶴)は「(これまで)高安とも相撲を取ってきたし、治療も含めて」と稀勢の里が自ら申し出た休養と説明。名古屋場所(8日初日、ドルフィンズアリーナ)の出場判断については「様子を見てまた考えたい」と言葉を濁した。

 稀勢の里は午後に愛知県稲沢市の尾張大国霊神社(国府宮)で2500人が見守る中、横綱土俵入り。参拝者への餅まきでは笑顔も見せたが、「2日以降、稽古を再開するか」という報道陣の質問に「はい」と短く答えただけで、足早に車へ乗り込んだ。

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2018年7月2日のニュース