鶴竜 出稽古で10勝1敗 3連覇へ今後はサッカー封印

[ 2018年6月30日 16:22 ]

<熱田神宮奉納土俵入り>鶴竜の奉納土俵入り。左は正代(撮影・斎藤 純)
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 二所ノ関部屋(名古屋市天白区)で行われた二所ノ関一門連合稽古に一門外から横綱・鶴竜が参加し、十両・隆の勝、平幕・輝、小結・松鳳山と計11番取って10勝1敗だった。

 出稽古の理由は、これまで対戦したことのない輝、先場所敗れた松鳳山がいたため。西前頭4枚目に上がってきた輝とは「今まで稽古をしたこともない」とあって、相手の相撲がどんなものか確かめた。最初の方は押し込まれることもあったが、「圧力がどんなものか感じたかった」とあえて受ける相撲もあった。立ち合いで踏み込む足も変えるなど、いろいろと試した。

 名古屋場所では3連覇がかかる。熱田神宮での奉納土俵入りを終えると「それ(3連覇)に向かってチャレンジしていくだけ。いつもやっていることを続けるだけ」と話した。ここまではサッカーのW杯を楽しみにしてきて、夜遅くの試合を見るために「昼寝を多くした」という。「もう(生で)見ることはないでしょう。さすがに3時キックオフだとね」と今後は夜更かしせずに稽古に集中していく考えだ。

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2018年6月30日のニュース