奈紗 メジャー初の70切りで10位発進「自信持ってできた」

[ 2018年6月30日 05:30 ]

米女子ゴルフツアー 全米女子プロ選手権第1日 ( 2018年6月28日    イリノイ州 ケンパーレークスGC=6741ヤード、パー72 )

第1ラウンド、10番でティーショットを放つ畑岡
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 第1ラウンドが行われ、前週に米ツアー初勝利を挙げた畑岡奈紗(19=森ビル)は6バーディー、3ボギーの69で10位につけた。66で首位に立った朴ソンヒョン(24=韓国)と3打差。上原彩子(34=モスバーガー)は72で51位、横峯さくら(32=エプソン)は73で71位となり、野村敏京(25=Q CELLS)は75で108位と出遅れた。

 成長を示した。畑岡にとって初めてのメジャーが昨年のこの大会で、予選落ち。米ツアー初優勝から4日後のラウンドは「気負いはなかった。自信を持ってプレーできた」という。4度目のメジャーで初めて70を切り「最低限の目標は達成できた。もう少しいけたと思うけど、60台が出せたのは良かった」と自らを評価した。

 好調なパットは午後の荒れたグリーンでも健在だった。「いい転がりだった」と、出だしの10番で3メートル、11番では2メートルを沈めて連続バーディー発進。18番で4メートルを決めると右拳を握りしめた。4、5番でつまずいたものの、8番で再び4メートルのラインを読み切った。

 6741ヤードと長いコースセッティング。ロングヒッターが並ぶ上位で、畑岡も平均256ヤードと引けを取らない。武器の鋭いスイングで、難コースを攻めた。ツアー初勝利の興奮や余韻で「あまり眠れなかった。少し疲れている」とも語った19歳。ラウンドを終えると、第2日へ向けて体のケアに余念がなかった。

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