谷川翔 初代表へ異例全6種目出場 30日開幕体操全日本種目別

[ 2018年6月29日 05:30 ]

公式練習で笑顔の谷川翔(左)
Photo By 共同

 “一人個人総合”で初代表をつかむ。体操の世界選手権(10〜11月、カタール)の代表選考会を兼ねた全日本種目別選手権は30日、群馬・高崎アリーナで開幕。4月の全日本選手権を史上最年少で制しながら5月のNHK杯4位と失速した谷川翔(かける、19=順大)は28日に会見し、「自分の最高の演技を出す」と意気込んだ。

 個人総合で内村航平、白井健三が代表入り。残り3枠は全日本、NHK杯、今大会を踏まえ団体総合での貢献度、種目別でメダルを狙える選手が選ばれる。谷川翔は種目別の今大会にただ1人、全6種目に出場。「6種目出るのは疲労とかもあるけど、まだ点数を伸ばせる可能性がある。6種目やる意味はある」。好演技を積み重ねた先に、世界切符は待っている。

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