白鵬 16番で14勝!婚約発表の勢にもエール

[ 2018年6月28日 15:26 ]

石浦(右)との三番稽古では6勝2敗だった白鵬(撮影・斎藤 純)
Photo By スポニチ

 横綱・白鵬(33=宮城野部屋)が28日、名古屋市内で朝稽古を行った。幕内の石浦、幕下の炎鵬、山口、三段目の大ノ蔵と計16番取って14勝2敗。ぶつかり稽古なども含めて、約1時間みっちりと土俵で調整した。

 曇り空で午前中の気温は30度を下回った。「涼しいからありがたいね」と話した白鵬が充実の調整だ。四股を踏みながら若い衆の申し合い稽古に目を配る。鋭く低い攻めを見せた斗城丸(三段目)には何度もアドバイスを送り、「素晴らしい」と声をかけた。

 石浦との稽古では6勝2敗。回り込まれて寄り切られる場面もあったが、さまざまな形で主導権を握った。四股や体幹トレーニングなどにも時間を割いた。「まあいつも通りだけど集中して。体も動かしてきましたし」と汗を拭った。

 名古屋場所(7月8日初日)は過去5年で4度優勝。残り17としている幕内通算1000勝への歩みも進めていく。「(名古屋場所の)15日間じゃ届かないけど目一杯やって近づきたい。秋場所に一日でも早く到達できるようにね」と意気込んだ。夏場所では11勝止まり。阿炎(24=錣山部屋)に敗れた一番を振り返り「(4月の)巡業で稽古をつけて“こんなものでいけるだろう”という甘さがあった」と気合を入れ直した。

 先日、女子プロゴルファーの比嘉真美子(24)との婚約したことを明らかにした幕内・勢(31=伊勢ノ海)については「知ってたよ。時間の問題だろうと思っていた」とニヤリ。「覚悟も変わるでしょう。結婚して弱くなったと言われないように」とエールを送った。

続きを表示

2018年6月28日のニュース