栃ノ心VS栃煌山、前向き16番9勝 新しい締め込みも初披露

[ 2018年6月28日 05:30 ]

この日、初めてお披露目した名古屋場所用の「なす紺色」の締め込みで体をほぐす栃ノ心
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 新大関の栃ノ心(30=春日野部屋)が27日、昇進後初めて相撲を取った。愛知県春日井市の同部屋で平幕・栃煌山と16番とって9勝。「ガチンと当たれなかった」と内容には不満顔も、普段から分が悪い相手に“勝ち越し”。「全部負けても恥ずかしくない(相手)」と前向きに捉えた。また、新しい締め込みも初披露。師匠の春日野親方(元関脇・栃乃和歌)が現役時代に愛用していた「なす紺色」のものを譲り受けた。通算で「3つ目」という師匠からの締め込みプレゼントに「狙っていました」と笑顔。名古屋場所初日から使う予定だ。稽古後には春日井警察署で一日署長を務めた。

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2018年6月28日のニュース