貴源治 新入幕の“その先”見据え順調調整 貴乃花部屋朝稽古

[ 2018年6月26日 17:56 ]

ダンベルでトレーニングする貴公俊(中央)を見つめる貴源治(右)。左は貴景勝
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 大相撲名古屋場所(7月8日初日、ドルフィンズアリーナ)に向けて、貴乃花部屋の力士が愛知県瀬戸市で朝稽古を行った。夏場所で10勝を挙げた西前頭3枚目・貴景勝(21)らが集中して汗を流した。

 静かな稽古場に息づかいが響く。自己最高位となる西十両2枚目となった貴源治(21)はダンベルを使ってトレーニング。腕を上下させるだけでなく、前に伸ばしたり、回したりといくつかのパターンを見せた。「今年は平幕の上位まではいきたい」と先を見据え、順調な様子をうかがわせた。

 夏場所で出場停止処分を受けた貴公俊(21)は西幕下49枚目からのリスタート。この日は貴源治とお互いが前のめりに押し合って体重をかけあうなど、軽めのメニューを行った。「迷惑をかけた分を取り返す。細くなった?と言われますが、筋肉が増えたので体重は変わっていません」と明るく答えた。貴景勝、西十両3枚目・貴ノ岩(28)も四股、腕立て伏せなど基礎運動で調整した。

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2018年6月26日のニュース