岸本鷹幸 完全復活だ!400メートル障害で4年ぶり5度目の優勝

[ 2018年6月23日 22:56 ]

陸上・日本選手権男子400メートル障害 ( 2018年6月23日 )

男子400メートル障害で優勝した岸本鷹幸
Photo By 共同

 守るものがある男は強い。岸本鷹幸(28=富士通)が49秒30で4年ぶり5度目の優勝を果たした。先行する昨夏の世界選手権代表、安部を終盤にとらえた。過去に4連覇をしているトップハードラーは「出場さえすれば戦えることを証明できた」と胸を張った。

 昨年2月に結婚。第1子が来月、誕生予定だ。ここまで左右のハムストリングスの故障に悩まされてきたが、「1人ならすぐやめていた。家族のために」と、限界まで自分を追い込むスタイルを見直した。アジア大会代表の座も手にした今、完全復活の道がはっきりと見えている。

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2018年6月23日のニュース