リーチ主将、最強FWに真っ向勝負 モール、スクラムで成長披露

[ 2018年6月23日 05:30 ]

リポビタンDチャレンジカップ2018   日本-ジョージア ( 2018年6月23日    豊田スタジアム )

前日練習を行う(左から)マフィ、真壁、リーチ
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 ラグビー日本代表は、23日のジョージア戦(豊田ス)に向けて本番会場で最終調整を行った。今春のテストマッチ勝ち越しを懸ける一戦へ、フランカーのリーチ主将(東芝)は「セットピース(セットプレー)のベンチマーク(指標)となる試合。モール、スクラムで自分たちがどれだけ成長できたか」をテーマに掲げた。

 モール、スクラムは世界最強と恐れられ、FW選手についてはリーチが「あり得ない(強さ)」と評するほどのジョージア。相手の土俵で戦わなければ勝機は広がるが、来年のW杯に向けて力試しにはもってこいの場となる。昨年11月25日のフランス戦以来の代表戦先発となるロック真壁(サントリー)も「しっかりとセットピースで勝つことが、19年への自信につながる」と真っ向勝負を宣言だ。

 雨予報の天候、黒星を喫した16日のイタリア第2戦から先発7人の変更…。不安な点は多いが、それらに打ち勝って、ジャパンの力を証明する。

 <W杯上位進出へボールを動かす ジョージア> 日本からはセットピースを警戒されているが、ミルトン・ヘイグ・ヘッドコーチは「ボールが動く試合をもっと経験したい」と話した。W杯での上位進出には不慣れなスタイルにも対応することが必要との見立てで日本は格好の相手となる。豊田スタジアムでの前日練習は移動負担軽減のためにキャンセルしたが、宿舎のある名古屋市内で最終調整し「いいリハーサルになる」と歓迎した。

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2018年6月23日のニュース